RAMディスクっというとi-RAMが有名ですけど、DDR2メモリ対応の商品が出ていました。商品名は「ANS-9010」。
ANS-9010は、DDR2メモリモジュールをSerial ATA接続のRAMディスクとして使える製品。似た製品としては、DDRメモリに対応したGigabyteの「i-RAM BOX」があるが、今回の製品は現在入手しやすいDDR2メモリに対応しているほか、メモリスロットが8基と多い点、2ドライブとして認識させられる点が大きな特徴だ。
本体のジャンパピンで1ドライブ/2ドライブモードや、搭載メモリのECCの有無の選択などを行ない、2ドライブ時は1ドライブあたり4基のメモリスロットが割り当てられる。本体背面には2基のSerial ATAポートが用意されており、2ドライブ時には両方のポートをPCと接続することになる。
電源供給は4ピンケーブル(PCの電源から供給)で行なう仕組み。また、データバックアップ用のリチウム電池を内蔵しており、 電源が供給されていなくても1時間程度はデータを保持できるという。ただし、長時間データを保持する機構はないため、PC電源 から供給する場合は注意が必要だ。 このほか、本体前面にCFスロットを1基備え、メモリ上のデータをCFにバックアップしたり、 CFからリストアしたりする機能を備えるのも特徴。バックアップ操作は前面左側のボタンで行なえる。ただし、データの転送には 時間がかかるとのことで、頻繁に使用するのには適さないようだ。
接続はシリアルATA、設置は5インチベイにするそうです。8スロットありますので、コストパフォーマンスを考えると2GB*8で16GBあたりが妥当でしょうか。
RAMディスクのメリットは
起動が圧倒的に速いことと、HDDのように音と熱がほとんど発生しないことが挙げられます。デメリットとしてはかなり高価格な価格でしょうか。(メモリー無しの)デバイスだけでもかなり値段します。メモリはかなり安くなっているとはいえ、16GB程度積むと結構なお値段になります。デバイスと合わせるとだいたい10万円くらいでいけそうです。
頻繁に大容量の読み書きするタイプの作業をしてる方は検討の余地あるかも?動画編集あたりだとどうなんでしょうか・・ あまり変わらないかなぁ・・?
PINUPS - 上田新聞 blog版: DDR2対応のRAMディスクユニット ANS-9010のデモが開始 詳しい解説。
DDR2対応のRAMディスクデバイスがデモ、ACARD製 写真多数。
メモリ最安値情報 4GBのものは2GBの3倍程度します。
【ハウツー】i-RAMで作るファンレスPC - ハードウェア構成とOS軽量化を考える (1) 性能と静音を同時に得られるストレージ | パソコン | マイコミジャーナル ちょっと昔の記事ですが、HDDなしで構成する場合の考察。